友達の日記を読むと今日はイギリスでは母の日だったらしい。
そんな事は全然知らないだろうが、マノンが親心をついた一瞬があった日曜の午後。
引き出しの整理をしていた私は香港で初めてのバレンタインでダンナからもらったフォーシーズンホテルのスパ招待の時の料金表がでてきたので
「またフォーシーズンでマッサージうけた〜い!! 出産終わったら絶対行ってやる〜!!」
とダンナに大声でねだった(?)数分後、何やらマノンが私の足下にやってきてゴソゴソ。
どうやら私が「マッサージ!」って言ったので私にフットマッサージをしてくれてるらしい。
ありがとう! マノン〜〜〜!!
気の効く優しい子に成長してくれてるようでお母さんは嬉しいぞ!!
と、それはさておき、土曜日にマノンのクラスメート、マットの家のBBQに誘われた。
「6時後なら何時に来てもいい」と言われてゆっくり向かったら6時半着。
どうやら一番乗りらしい。
その後ほかに誰も来なかったので「ひょっとして客は私達だけ??」という心配をよそに7時に一家族、さらに7時半頃二家族現れた。
さすが香港人。子供がいても遅いスタート!
家は素敵で広々。新しいBBQグリルを買ったらしいのでお試し会。
ドイツ人のお父さんはベランダで忙しそうにしている。
香港人のお母さんはディナーのセッティングと私達のもてなしで忙しそう。
そんな二人のそばで二人の男の子が楽しそうに大暴れ。 笑
マノンのマットのお兄ちゃんはとてもおしゃべりであちこち部屋を案内してくれたり、いろいろおもちゃの説明してくれたり積極的。
最初慣れない場所で恥ずかしがっていたマノンもやっとうちとけだし一緒に暴れだした。
客もそろったところでディナータイム♪
子供たちはベランダで食べたい!というので私はとりあえずマノンのそばについて自分の食事はあとまわし。
大人席のテーブルにはステーキを始め、チキンやドイツ人らしくソーセージ、そしてサラダやトマト、マッシュルーム、なすなどヘルシーな野菜もおいしそうに並んでいた。
大人席はもういっぱいだったのでソファで食べる事にした。
食べやすいようにパンにソーセージを挟んでホットドッグ♪
豪快に半分に切って焼いただけのポートベロマッシュルームも一緒にいただきま〜す!
うん! おいしい♪
そしてその後ダンナが席を譲ってくれたので広東語の中にまぎれてステーキに手をつけてみた。
んん? これは!!
とビックリするほどやわらかくておいしかった。
普通BBQで食べるステーキに柔らかさを求めた事がないし求めるのは間違ってる気がしていた。
なのに、これはどういうこと??
やっとみんなが満腹になりデザートを楽しむ頃、うちら夫婦とドイツ人のダンナさんとゆっくり話を始めたところ、なんと彼はいろんな国の大きなホテルを渡り歩いてきたシェフらしい。
がっちりしてスラリと高い体格からはとても想像できなかった。
なるほど、それであの肉の柔らかさなのか!
いろんな野菜がおいしく並んでるのもうなづける。
見渡せばキッチンの入り口の棚におしゃれに並ぶ本格的キッチン用品にも納得。
デザートも子供用にはゼリー。 普通に見えたのにおいしいと思ったし、大人用のバナナの中にチョコを挟んでホイルで巻いてBBQしただけのシンプルなデザートも感動するほどおいしかった!!
楽しい時間は早く過ぎるもの。
もういい時間になり香港人家族はどんどん帰って行った。
最初に来たはずの私達はダンナ同士がサッカーの話で盛り上がってしまったので結局最後まで残ってしまった。 笑
友達の男の子がお母さんに「もう帰る時間ですよ。準備してください。」って言われてるのを聞いて速攻私のところによって来たマノン。
「今日はマットと一緒に座る〜」って聞こえたので「いいよ〜♪」って言った。
けど、考え直してみると聞き違いかも!
「今マットと一緒に座る (sit) って言ったの? それとも眠る (sleep) って言ったの?」って聞くとやっぱりスリープの方だった
最近お友達とお別れの時間がくると「○○の家に行く〜!!」とかとくに眠い時だと「○○とネンネする〜!!」とかいいだして聞かなくなる。
もう夜10時だし、シェフは翌朝も仕事らしいのでここはさっさと退散しなきゃ。
またマノンのお陰で楽しい出会い&一時を過ごさせていただきました♪
感謝、感謝。