緊急入院@養和医院

yk

2008年04月25日 02:14

日曜日、一週間のNY&ボストン出張を終えたダンナが帰ってきました♪
風邪ウィルスと共に。。。

聞くところによると、木曜日の夜から金曜日は一日中、そして出発の土曜日の昼までずーーーっとホテルで寝込んでいたそう。

そんな頑固が風邪がか弱いマノンを攻撃しないわけはありません。

会って数時間後にはすでに鼻水が流れ出しました。
でも、それ以上は悪くならない様子だったんで翌日も普通にお外で遊ばせたりしてたんですが、その夜に来ました!!
夜、ちょっと呼吸が浅いなと気づいて、朝には息を吐くたびに「ウワーーーン!ウワーーーン!」と泣き叫ぶほどにまで。

一旦おさまりかけていたのですが結局かかりつけの医者へ連れて行きました。

ひとまず電動ネブライザーで薬を吸入させてみて様子を判断するということに。
結果は「病院へ移動して詳しく見てもらったほうがいいですね。」と。

手配してもらってハッピーバレーにある養和医院へ。

初めて足を踏み入れる病院。 どんな雰囲気かわからなく、とりあえず部屋は(ケチって)スタンダード。
8人部屋です。 (他は二人部屋、一人部屋)

まず、マノンをお風呂に入れてくれました。
不思議だったのがナースに「私がいれましょうか? それともママ自身で?」と聞かれました。

「??」 

なんでそんなことをいちいち聞くのか聞いてみると、どうやら赤ちゃんを自分でお風呂に入れることができないママがいるということ。 きっとメイドさん任せなのね~。。。

とりあえずお任せしました。  


そして血液検査と点滴の針を挿入。

吸入で大分呼吸が楽になったのかマノンも元気になってきました。

とりあえず入院するかしないかは夕方のドクターの問診によって判断されるということでお昼からずっと一緒だったダンナは一旦仕事へ。

と、安心したのもつかの間、点滴の機械が不調を訴えるべくビービー音が続く。
15分ほど、何人かが入れ替わり立ち代りで直してくれた。
が、2時間ほどして、またビービー音。 今度は接触不良だと。。。

コードのあちこちを再度何人もの人が入れ替わり立ち代りで点検する。
私はその横でお腹がすききったマノンにオーダー(最初のオーダーからすでに2時間経過)した離乳食(オートミール)をあげようとするが、マノンは気に入らないらしい。
医者に会ったらすぐ帰るつもりで家を出たのでミルクなんて持参してなかったのである。
もちろん体が本調子ではないマノンが希望するのはミルク。。。
ビービー音は止まらない、マノンはイヤイヤを繰り返し食べてくれないどころかスプーンをひっくり返して泣き喚く。。。

と、そこへナースが 「針が取れてる可能性があるので挿入しなおします」と。

確かに元気を取り戻したマノンはベッドの上でやんちゃを繰り返していたので可能性あり。

しかし、戻ってきたマノン。
よほど痛かったのか泣いてる。。。

しかも、ビービー音は止まらない。。。

英語も半分以下しか通じない。。。

ドクターはいつ来るの??
入院するの? しないの?

ミルクセットを持ってくるはずのダンナはいつ戻ってくるの? 電話してもつながらないし。。。

マノンは泣き止まない。。。



それまでは平静を保ち明るく振舞おうとしていたさすがの私も、前日まともに寝てないこともあってイライラと不安に押しつぶされそうになった。

と、その時!


ナースがマノンの手の腫れを発見!!

何? 

点滴が皮膚の下で溜まって漏れてるの??

ナースは「大丈夫です、2時間ほどで腫れは退きます」とひとまず点滴を中止して去っていった。


もう、私は泣くしかなかった。。。



ごめんね、マノン。。。。



ごめんね、マノン。。。。



そこへやっとドクター登場。

「大丈夫?」

「大丈夫じゃない・・・」と、マノンの腫れを指差した。

ドクターもやっぱり「それは大丈夫」といい、涙目の私に「でももう水が飲めるようになったなら点滴はいりません、中止します」。
一安心。

そばで点滴再開の準備をしていたナースが「でも。。。」と反論しかけたところにドクターは「中止します!」と言い放った。

「でも今の状態ではまだ家に帰すことはできないので、今日は入院です。 だけど、これだけは約束します。明日の朝には退院させます!」と。


ドクターと入れ替わりでダンナが戻ってきた。

ドクターの言葉とダンナの存在で気持ちが落ち着きました。

無事ミルクにありつけたマノンはゆっくり休むことに。



私だけマノンと一緒に病院に一泊する。



翌朝、「病院は長居する場所じゃない。さっさと帰って家で療養してください。」というドクターの言葉とともにマノンは約束どおり退院できました。

入院してよかったことは、ナースが定期的に薬を吸入してくれるし、やっぱりいざというときのことを考えると家にいるよりも頼もしい。 
あと、香港人のことについて少し知ることができたこと。
一人の入院患者(ここでは赤ちゃんや子供)に対して、家族・親戚や親の友達などが大勢見舞いに来てたよ。

「そういえば、私が子供のころは親戚のおじさんやらおばさんやら見舞いに来てくれてたよな~。。。」とおじさんが持ってきてくれた巨砲の味を思い出してたりしました。


マノンはおかげさまで元気にしてますが、とりあえず一週間は自宅療養です。



あ、日が変わって25日。
私の誕生日です。

ほんとは「高級ホテルでエステよ~♪」と意気込むつもりでしたが、もうそんな気分でもないですね。。。

と、沈んでばかりもいられないので気持ちリセットします♪


この緊急入院で、ほんとに健康が一番大事だということと、マノンは掛け替えのない存在だという事に改めて気づかされました。
大事にしていきたいです。


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